からだが自然に還る森 こぶちさわ

私たちの拠点がある山梨県北杜市小淵沢町は、山梨県北西部に位置した人口6,000人程の町です。
長野県との県境の八ヶ岳南麓に位置しており、町の大半は標高1,000mほどの高原地帯で
正面に南アルプス、北に八ヶ岳、東に富士山を望めます。

年間の平均気温11℃、夏は22~23℃で涼風がそよぎ、高原地帯特有の過ごしやすい環境です。
ここ数年、「過去に類を見ない」「100年に一度」といった大災害が毎年起こるようになっています。

私たちは原点を見つめ、暮らしの基本に戻り、大自然の中で発見のある「居心地の良い拠点」が
必要な時代になってきたと考えます。

自然の中で豊かな気持ちで仕事をし、家族共々発見のある毎日を楽しむ。
そんな新しい暮らし方はいかがでしょうか。

私たちはここ小淵沢ならではの食・農業・宿泊・環境・学びを組み合わせた体験プログラムを構築し、
今までの住居・職場と全く違う居心地の良い拠点を作りを目指す団体です。


なぜ、こぶちさわで、からだが自然に還るのでしょうか?

古来よりミネラル豊富な
多くの名水に囲まれた土地。
自然に体の抵抗力が高まる稀有な場所。

「女取湧水」「大滝湧水」など環境庁の名水百選にも指定された数々の湧水に恵まれたエリアで、中でも北杜市はミネラルウォーター生産量日本一の水の里です。
ミネラルは、体の働きを維持・調整し、抵抗力を高め代謝に深く関係する重要な栄養素。肉体疲労の解消やダイエット、美容にも効果的です。
ミネラル分を含んだ水が、健康なカラダをはぐくみます。

*女性が特に注意したいのが「ミネラル欠乏症」生理や更年期など女性特有の事情は、ミネラル不足を引き起こしやすい。毎月の生理で鉄分は大量に失われ、更年期を迎えると骨のカルシウム量は急激に減少してしまう。日ごろから積極的なミネラル補給必要である。 

 

 

日照時間が日本一長い北杜市。
太陽の光を浴びて、体の中に
ビタミンDやセロトニンを作る。 

日光を浴びると、私たちの体ではビタミンDやセロトニンが作られます。
ビタミンDは骨や歯に欠かせないカルシウムの吸収を助けるほか、免疫のアップや糖尿病、癌の予防などになどに期待させる成分。セロトニンは脳内で働く神経伝達物質のひとつで精神の安定や体温調節など、体の様々な働きに関わっています。
日照時間の日本一のエリアとして知られ、冬の期間の晴天率も日本一を誇るこのエリアは、雄大な自然の中でふりそそぐ太陽の光をたっぷり浴びることが出来ます。

*皮膚が太陽光にさらされると体内で生産されるビタミンDは、免疫システムの働きを助けて呼吸器感染症を予防する。炎症を抑える、血管や心臓病の機能を改善する、細胞レベルの老化を防ぐ、癌の発症や進行に関連するメカニズムを妨害する多くの抗がん作用など、たくさんの有益な働きがある。

山々が偏西風を遮る八ヶ岳南麓は
放射能被害を受けづらいエリア。

一般的に内陸部は雲を作る湿った空気が入り込みにくいものですが、特にこのエリア(八ヶ岳南麓といわれているエリア)では西部に連なる3,000メートル級の南アルプスが西からの偏西風を遮るため、雲が入りづらく、晴れの日が多いです。  
気流が入ってこないことで、放射線による被害も少ないといわれており、同様に富士山が噴火した際にも降灰の影響はほとんど受けないとされています。

陰 陽

高エネルギーの磁場を形成する八ヶ岳、
体がバランスよくリラックスできるその構造は、
陰陽を交互に積んだギザのピラミッドと同じ。

このあたりが癒しのエリアといわれている理由の一つに、磁場の影響があります。世界最大級の電波天文台「野辺山宇宙電波観察所」がここに設立された理由は、この地が電波障害が少なく、安定した磁場が形成されているため。
この磁場の影響と標高が高いこともあって、このエリアの気圧は赤ちゃんがお腹の中にいる時と同じ気圧で脳波がα波になりやすいと言われています。

国の天文台も設置されるほどの澄んだ空。
満点の星空を見上げて、心と体をリラックス。

世界最大級の電波天文台「野辺山宇宙電波観測所」が設置されるほど美しい「星空」。古くから旅人たちは月と星を見て、自らの位置を知り、進むべき知恵を得ていました。
いつのころからか、この地から見た月の景観の美しさから、山梨の古名を「月見里(やまなし)」と呼んでいたといわれます。

*背すじを伸ばして星空を見上げると、脳内化学物質βエンドルフィン、ドーバミンが分泌されストレスを低減、解消するのに重要な役割を果たす。また色彩心理学的には、青い色には人の心を冷静にさせてくれる効果があるといわれています。

このエリアには音楽があふれています。
音楽は脳と自律神経に良い
ドーパミンの分泌を促進させます。

昔からこのエリアでは音楽祭が盛んです。北杜国際音楽祭や八ヶ岳音楽祭、現在では八ヶ岳JAZZ Festivel、なども開催されています。
音楽は心と体のストレスを和らげる効果が立証されており、訪れた人たちはゆったりと流れる、心地良い音楽によって 自然とリラックスすることが出来ます。

*音楽はひとの脳や自律神経に作用し、快感をもたらせてくれるドーパミンの分泌を促進、またストレスホルモン、コルチゾールを減少させる効果も確認されている。

現代社会で疲れた心と体を癒す、
多様なレシピが揃っています。

人間の脳には前頭前野という部分があります。この働きの中に共感を司る部分がありますが、脳の血流が下がるとその働きが鈍くなります。人と話すのが億劫になり、鬱の原因になるとも言われています。
この改善に一番の方法が感動体験です。自然や土に触れる。トレッキングや散歩をする。伝統文化に触れ道を究める。会話を楽しみながら体に優しい食事をとる。都会では味わえない感動体験によって ストレス解消が出来るプログラムが、多数ここにはあります。

*生理実験の結果、本物の食物を見たときには前頭前野が高まり、リラックス効果が認められた。また休養、深呼吸、妄想などでストレス反応を抑えられることも多くの研究者により示されている。